私たちの店、EN ASIAN FOODがオープンして、もうすぐ2ヶ月になります。最初は、お客さんがあまりに来なくて、暇死にするんじゃないかと思っていましたが、少しずつ、常連さんも増えてきました。
利益はないし、問題もたくさん抱えていますが、ここは辛抱のときです。
最近では、店内のマイナーチェンジにまで、ようやく手がまわるようになってきました。
黒板を導入したら、道行くひとが、よく反応するようになって、びっくり。
ただ、道に黒板を出せないのが悩みですが(禁止されている)。
ちなみに、ここで「お弁当」と書いているのですが、持ち帰りのひとがほとんどいないため、最近では、「お弁当」じゃなくて「定食」と呼ぶことにしました。
オールアバウトでも紹介したサルサです!
このサルサの評判がとてもいいので、間もなく店頭販売を開始予定(ただ、什器ができてないので、それ次第)。
問題といえば、インヘが作ったと嘘をついていた、ガス台の件。(詳細は過去記事を....)あまりに使い辛いので、30年以上業務用厨房機器を作っている業者(ここの息子のテモが友人で、彼はLos victoriosという人気スカバンドのドラマーでもある)に頼んでガス台を作ってもらいました。
メキシコシティ南部、ポルターレスという地区は、大きな市場があり、水道・電気周り、ガス関係のものなどの問屋や、古道具市まであって、かなり面白いのですが、その地区内でも有名な、ガス用器具関係の業者市場の一角にテモ一家の店があります。
出来上がったガス台は、無骨ながらも、使いやすくて、感激。
さて、メキシコのお盆、死者の日(10月31日〜11月2日)が近づいてきました。一年のなかで最もメキシコらしさを感じる時期です。
死者の日の詳細についてはこちら▼
私たちの店でも、死者の日の飾り付けをさりげなく始めています。
I-tunesやSpotifyなどを使わずに、あえてCDをかけるようにしています。最初はデータをかけたほうが楽だと思ったんですが、MP3の音ってどうも、味気ないんですよね。たまに、かけている音楽をお客さんに誉められると、自分のことのように嬉しいものです。時代と逆行していますが、CDが絶滅するまで続けるつもりです。まあ、そんな店があったって、いいじゃないか。
ところで、日本でも、メキシコの死者の日を体感できるイヴェントが開催されますよ。大阪のギャラリーSAAにて、10月30日〜11月1日まで行われる、DÍA DE LOS MUERTOS メキシコのお盆「死者の日」を感じるマーケット。
メキシコらしい食や雑貨、メイクなども楽しめてしまう画期的なイヴェント。
私もスライドショー用の写真とテキストで参加します。関西方面の方、ぜひぜひ行ってみてください。